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第21回全国高校将棋新人大会

1月31日〜2月2日までの3日間、福岡県北九州市「八幡ロイヤルホテル」で開催された新人戦全国大会に行って来た。
今回は4回目となる全国大会で、予選突破を最低目標として臨んだ。
全国大会での予選突破は、高校2年生での一大目標でもある。

会場へは同じ京都代表のT君と先生たちと一緒に行った。
ホテルの部屋は2人部屋で、去年の6人部屋と比べると大分よくなっていた。
バイキングで夕食を取り、あとは部屋でT君と将棋を指していた。(3連敗後4連勝)
夜は軽く詰将棋を解いたりして早めに眠りについた。
ただ、部屋が暑くてあまり寝られず、5時30分くらいに目を覚ましてしまった。

当日の朝は体調は万全で、気合いを入れて対局に臨んだ。
それでは結果に移る。(予選はスイス式で4局中3勝以上で通過するシステム)

予選1R
山口の人と。
後手になり、角換わり模様から矢倉になり3手角を採用。
中盤相手の玉飛接近の悪形を咎めて猛攻し快勝。


予選2R
広島の人と。
先手になり、対3間飛車に。
穴熊に組もうと思ったが、相手の駒組に不備があると見て積極的に仕掛けていった。
仕掛け自体は成立しているか微妙で難しい形勢だったが、途中相手が受け間違い優勢に。
しかしそこでは秒読みに入っていて、また急に優勢になってフルえすぎてしまい、受けすぎて混沌としてくる。
そのあとも相手に悪手があり、普段の自分なら数秒で見えるような簡単な手を逃してしまい、攻めを切らされて、最後は素早く反撃されて負け。
この将棋の敗因は、相手の早指と怪しい序盤によって自分のペースを狂わされてしまい、自分の本来の実力の半分くらいしか出せなかったことに尽きると思う。
常に自分を信じて相手に惑わされないことの大切さを学んだ一局。


予選3R
宮崎の人と。
先手になり、対力戦居飛車に。
序盤相手が右玉模様で危険な駒組をしてきたので、機敏な角打ちから速攻を仕掛けて指しやすくなる。
しかしそこから攻め急ぎすぎてしまい、相手に粘り強く辛抱されて逆転し、苦しくなる。
終盤は手厚く指されていたら苦しかったが、相手が攻め急いでくれたので逆転し、最後は相手が自分から崩れて辛勝。


予選4R
山形の人と。
後手になり角換わりになり、相腰掛銀から相手の攻めを受ける展開に。
中盤手を戻されていたら自信がなかった局面で、焦って攻めてきたのでしっかり咎めて優勢に。
終盤も難しかったが、最後は会心の即詰みで勝ち。


というわけで予選は苦しみながらも3勝1敗で突破し、4回目の挑戦にしてついに念願の全国大会予選突破を達成することができた。
予選2Rで大逆転負けをした後、うまく気持ちを切り替えられたのが良かったと思う。
これで参加者約100人中30人が予選突破し、この時点でベスト32に残る。
次からは決勝トーナメントの結果に移る。

決勝トーナメント1回戦
千葉県の人と。(千葉の高校竜王)
先手になり、対△3三角戦法に。
最新の対策でもある9筋位取りで対抗した。
この戦法は、今年度の高校竜王戦で負けたT中君にやられた戦法で、高校新人戦の前に必死で対策を考えていたことがあった。その時に△3三角側にやられたら困るなと思いながら研究していた形を相手が使ってきて少し驚いた。こちらは2~3筋の守りは完全に放棄して、その代償を中央に求める焦土戦術で対抗した。
構想自体はうまくいったのだが、中央で戦いになった後の相手の応接が非常にうまく、劣勢を自覚した。
その後もじわじわとリードを広げられて完封されそうになったが、一手だけ相手の油断からくる受け間違いがあり、そのスキを突いて食いつくことに成功して難しくなった。
その後も正確に受けられていたら苦しかったと思うが、相手が淡泊な受け方をしてきたので完全に食いつくことに成功して逆転、優勢になる。
最後は自玉の堅さを活かして手堅くまとめて勝ち。


決勝トーナメント2回戦
静岡の人と。(前回大会優勝者で今回の準優勝者)
後手になり、横歩取りを志向したら避けられるという、以前高校王将戦の予選で当たった時と同じ展開になる。
しかしそこから相手が手を変えてきて、女流王座戦で出たのと似たような変化になる。
しかし、あとから調べたら相手の形を勘違いしていて、おとなしく指しておけば一局だったのに、超急戦に飛び込んでしまい、開始早々劣勢に陥る。
そこからはうまく指されて全く付け入るスキがなく完敗。
定跡のウロ覚えほど怖いものはないと感じた一局だった。


というわけで今大会の結果はベスト16だった。


この結果自体には満足している。というのも、念願の予選突破ができたし、予選でも落ちかけていたのをギリギリ踏ん張り、決勝T1回戦も大逆転勝ちで、最後に負けた相手も高校棋界のスーパースターだったので、悔いはあまりないからである。
強いていうなら、最後の一局は全く力が出せなかったので、もっと力が出せるじっくりとした作戦を選んでおけばよかったと、強く後悔した。
でも、今の自分の実力を考えると上出来の結果だったと思う。
また、自分の力に自信が持てた。
正直個人での全国大会は今回が最後かもしれないと思っているので、最後の最後で良い結果が残せて良かった。
近畿大会3位、全国大会ベスト16ということで、またひとつ、大きな壁を乗り越えられたと思う。


なぜ今回良い結果を残すことができたかを、自分なりに考えてまとめてみた。
①前回大会と違い、体調が万全だったから
②大会2週間前くらいから毎日平均で4時間くらい将棋の勉強をしていたから。
③今までの全国大会と違い、Kさんのことを気にしないでさせたから。
④直前に24最高Rを50も更新するなど絶好調だったから。

①~④のどれも大きな要因だと思うが、やはり体調が万全であることは地味だけど大切なんだと実感した。
また、④は②で努力したから得られたことだと思う。特定の大会に標準を合わせて将棋の勉強をするというのは大切だと思った。
あと、③も意外に大きかったのかもしれない。
今までは、(特に高校竜王戦では)いつもKさんのことを意識してあまり力が出せなかった気がする。
まあ、それは言い訳で単に弱かっただけだとは思うが。
でもKさんが2度と大会に出ることがなくなったこれからは、もうそんな言い訳も通用しない。



さて、次の目標は、全国ベスト4である。
高校のうちに達成するのは厳しいかもしれないが、自分なりに精一杯の努力はしたい。


他の京都勢は、T君が1勝3敗で予選落ち、女子もMさんがベスト16で敗退で、残りは予選落ちという結果だった。
来年度はもっと京都勢が頑張らなくてはいけないと思う。


帰りはT君、Mさん、先生たちと一緒に帰り、楽しかった全国大会も終わりを告げた。
ちなみに翌日に行った正棋会でもA1で3位になり、アマ連Rも2000を突破し、絶好調だった。
1月31日~2月3日までの4日間は、今までで最高の4日間だったし、最も将棋が強かった4日間だった気がする。
でも普段からこれくらいの力が出せるように地力もつけたい。
これからの課題は、
・どんな時でも相手に惑わされず自分を信じて指すこと
・定跡はしっかり理解してから指すこと
・30秒将棋に強くなること
を心がけたい。


最後に、今大会は今までで一番充実した全国大会だった。
努力は実を結ぶ。それを実感できた。
これからは今大会で得た自信をさらなる飛躍に繋げていきたい。








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プロフィール

しろたん

Author:しろたん
出身地:福井県
趣味:将棋
好きな言葉:「リスクなくして成長なし」
尊敬する人↓
羽生善治 郷田真隆 祖父                     
好きなアーティスト: YUI,BUMP
***********
しろたんの将棋情報
将棋暦6年
棋力: 五~六段(24)           
棋風: 居飛車党  
今の目標: 将棋倶楽部24でR2700


中学入学と同時に始めたこのブログですが、今はそれから早6年半が過ぎました。今は大学生になり、将棋は趣味として続けています。また気が向いたら更新する日がくるかもしれません。

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